ブログ始めます

 いくら周りに流されるばかりで生きているような学生でも、普段考えていることの一つや二つくらいある。大抵はほんっとうにくだらなかったり、本人は大真面目でもとんちんかんなことだったりする。でもそういうものに限って頭の中をぐるぐる回ってただでさえ少ない脳の容量をさらに圧迫したりする。そういうのを無遠慮に垂れ流せる場所が必要なのだ。アイデンティティ確立に失敗しつつある思春期の姑息な工作。

 

 あまりに人目に触れない日記みたいなものでは気が済まないというのがまためんどくさい。でもTwitterに長文を流して見る人の時間を奪うのも気がひけるという奇妙な美意識があったりする。ばかみたいだ。その点ブログというのは形式上誰でも読めるものだし、Twitterに流してもリンクを踏む1ステップが必要だというちょっとした安心感がある。ふむ。やってみようじゃないか。

 

 僕の人生に何回かある(そしてこれからも何回もあるだろう)奮起イベント同様、そんなに長く続くものじゃないはずだ。しばらくの間、長い通学時間と短い睡眠時間で溜まった澱を吐き出す場にすれば良い。いや、自分のものぐさをナメてはいけない。これが最初で最後の投稿になる可能性も十分すぎるほどにある。本当にばかみたいだ。